最強の英単語集「シス単」を効果的に覚えるには「システム英単語チェック問題集」がお勧め
大手予備校で中1から高3の基礎クラスから東大クラスまでほとんどのクラスを担当しました。映像授業にも多数出演経験あり。
元東海大非常勤講師。
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質・量ともに日本一分かりやすい大学入試英語対策ページを目指します!
資格:英検一級、通訳案内士(英語)、TOEIC950点
趣味:海外旅行、食べ歩き
特技:将棋アマ六段 (全国レーティング選手権優勝 1998)
元技術翻訳者、元富士通
シス単を極めたいなら「システム英単語チェック問題集」を使おう!
私がシステム英単語を勧める理由をまとめると以下の通りです。
【 システム英単語の長所 】
1 単語のチョイスが良く、関連情報の量が程よい
2 ミニマルフレーズで英単語を覚えるのが効果的
3 レベルが上手く分けられている
4 システム英単語チェック問題集、音声CD、単語カードなど補助教材が充実
4番目に上げた補助教材の充実ぶりは本当に素晴らしいですが、中でもシステム英単語チェック問題集が素晴らしい出来です。
今回はシステム英単語問題集の内容と効果的な使い方について説明したいと思います。
今回の内容
1. システム英単語チェック問題集の構成
1-1 1つのエクササイズが30単語 全76エクササイズで構成
システム英単語チェック問題集は1つのエクササイズが2ページから構成され、対象となる単語の数は30です。
30単語を覚えてから1回確認テストをするのはちょうど良い数です。少なすぎても多すぎても効果が薄くなりますが、30単語はちょうど良い数だと思います。
30単語で30問ですが、出題形式はすべて同じというわけではなく、次のような様々な形式で出題されます。
1-2 設問の種類が豊富
システム英単語チェック問題集は設問の種類が豊富です。
【 システム英単語チェック問題集で問われるもの 】
・単語の意味
・単語の綴り
・前置詞
・同意語・反対語・単語の同意熟語・名詞の形容詞形・動詞の名詞形 など
・3択で単語の意味の正しいものを選択
・4択で日本語に合う単語を選択
・ミニマルフレーズで与えられている日本語を英語にする
・発音、誤文訂正、4択文法問題 など (Plus = 応用問題)
とにかく種類が豊富で、単語が30、問題数も30なので1つの単語で何が問われるか分かりません。
自分は家庭教師の授業で実際によくこの本を使うのですが、たいてい生徒は最初は戸惑ってあまりできません。覚える事がかなり多いですからね。
ただこの形式に慣れて毎回高得点を出す生徒は例外なく成績が伸びています。
2. システム英単語チェック問題集の効果的な使い方
2-1 自分の志望大を考えてどこまでやるかを決めよう
エクササイズの数は全部で76。
1日1エクササイズで2ヶ月ちょっとで終わるとは考えない方が良いです。
単語は後半に行けば行くほど難しくなるので、最初だけすいすい進んだという事になりかねません。
まずは自分の目標に合わせて大雑把にシステム英単語をどこまでやるかを決めましょう。
【 システム英単語はどこまでやるべきか? 】
・共通テスト英語の過去問で半分取れない
→ Basic StageとEssential Stageの1,200単語
・中堅国公立・私大志望で共通テスト英語で7割は取りたい
→ 上記 + Advanced Stageの1,685単語
・難関国公立・私大志望で共通テストで8割以上取りたい
→ 上記 + Final Stage / 多義語まで全2,202単語
もちろん、大雑把な目安でやりすぎで困ることはありません。
ただ、とにかく最初の1,200語が大切です。BasicとEssential Stageの1,200語を覚えれば共通テストで分からない単語は格段に少なくなるはずです。
英語が伸びないと悩んでいる人は騙されたと思ってまずこれをやって下さい。入試が近づくと冷静でいられなくことが多いですが、どんな時でも慌てずコツコツやる事が肝要ですよ。
しげT
1,200単語とすると、システム英単語チェック問題集は40までやることになります。
2-2 問題集はコピーして何度もやろう!
エクササイズは一発クリアとはならないでしょうから、書き込みしないでコピーしながら使いましょう。
1回につき3回くらいはやりたいですね。それでも完璧とはいかないかもしれませんが、出来に関わらず次に行きましょう。
少なくとも2周、できれば3周したいですね。
最後までほとんどできるようになった人は、ランダムにやってみるのがお勧めです。ランダムにやって問題なくできるようなら、システム英単語は卒業です。
しげT
3. うまくペースがつかめないならCDの力を借りよう
それでも単語が苦手でペースがつかめない人はCDの力を借りましょう。
そしてひたすら単語を聞きましょう。通学途中の電車の中なんても良いですね。
いきなり単語を音声で聞かず意味をしっかり理解した上で聞きましょうです。聞くだけでなく、たまに音読もするとより効果的ですよ。
【 まとめ 】
弊ブログの様々な記事で何度も言っていますが、共通テスト英語でも一般の大学入試でも英単語が苦手では高得点を望めません。
私が受験生用の英単語集で1番お勧めするのがシステム英単語。
システム英単語の補助教材として最適なのがシステム英単語チェック問題集です。
大手予備校で中1から高3の基礎クラスから東大クラスまでほとんどのクラスを担当しました。映像授業にも多数出演経験あり。
元東海大非常勤講師。
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資格:英検一級、通訳案内士(英語)、TOEIC950点
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元技術翻訳者、元富士通