2016年度 センター英語第3問C 発言要約 問題&解説
大手予備校で中1から高3の基礎クラスから東大クラスまでほとんどのクラスを担当しました。映像授業にも多数出演経験あり。
元東海大非常勤講師。
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資格:英検一級、通訳案内士(英語)、TOEIC950点
趣味:海外旅行、食べ歩き
特技:将棋アマ六段 (全国レーティング選手権優勝 1998)
元技術翻訳者、元富士通
1. 2016年度 センター英語 第3問C 発言要約 問題
2. 2016年度 センター英語 第3問C 発言要約 解説
第3問C発言要約の解き方は以下のページを見て下さい。
第3問B 問1の解説
テーマ=異文化理解
[ 問32 ]
異文化交流を勉強するのはは役に立つ、というのも~
まずは第1文と最終文に着目
Student 1の第1文(第2文):
人は自分たちのやり方や世界の見方を「当然だ」とか「正しい」と思うかもしれない
Student 1の第1文の最終文:
このような接触が増えてきているので、文化の異なる人の間で問題が起こる可能性が高まっている
①異文化の知識は人が外国を研究することを奨励する
②ある生き方は他の生き方よりも正しいと考えれている
③かつてはもっと多くの国際交流があった
④私達はもっと簡単かつスムーズに文化的な誤解に対処できる
②と③は内容からも常識からも☓。①か④に特定できなかったので該当箇所を照合する。
第4文に
国際交流を意識することにより、私達は生じた誤解を理解し、対処することができる
これが④の言い換えになるので正解は④
第3問B 問2の解説
[ 問33 ]
Student 2の第1文:
私が興味深いと思う特徴は、ある文化に属している人は同じ価値観や信念を持っていて
行動が同じだということだ。
Student 2の最終文:
行動(のパターン)は人の行動に関するもので、文化が同じ人は同じようにふるまうことがよくある。
①他の文化集団と同じ信念を持つことは重要だ。
②文化が同じ人はたいてい振る舞いが異なっている。
③食べ物に対する人々の考え方がどの文化の出身かを決める。
④行動を共有していることが人をある文化集団の一員にするのかもしれない。
①は不可能。②は逆。③は言い過ぎ。
④は「文化が同じだと同じように振る舞う」という第1文と最終文の内容を言い換えているのでこれが正解。
第3問B 問3の解説
[ 問34 ]
Professorの第1文:
彼らはより小さいグループあるいは下位文化に属しているかもしれないが、それでもそのグループもその文化の一部と考えられる。
Professorの最終文:
これは、彼らの行動が特定文化の行動の受け入れられる限度内である限り当てはまる。
①ある文化は1つのより大きなグループを構成する複数のグループを含む。
②異なる行動はグループの会員に対しては許されない。
③文化的な基準に従うグループの中にいるこることが重要だ。
④下位文化集団の数は制限されるべきだ。
①は教授の発言の言い換えで正解。
小さなグループもその文化の一員=その文化は複数のグループがある
②「特定文化の行動の受け入れられる限度内」での異なる行動は考えられるので不正解
③④記述なし
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