センター英語の過去問+詳しい解説

センター英語・物語ならではの特徴に慣れよう!第5問物語対策

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Z会東大マスター教室で15年英語講師をしていた重田真人です。中学高校ほとんどのクラスを担当したのが自慢。現在は独立してチューターズ・ユナイテッドという家庭教師派遣会社を立ち上げました。 質・量ともに日本一分かりやすいセンター英語対策ページを目指します! 資格:英検一級、通訳案内士(英語)、TOEIC950点 趣味:海外旅行、食べ歩き 特技:将棋アマ六段 (全国レーティング選手権優勝 1998)
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 今回は第5問の物語です物語は一般的に苦手意識を持つ受験生が多いようです。よってセンター英語ならでの物語文の特徴をしっかりと理解しておく必要があります。

1. 第5問物語の内容と配点

問題内容 問題数 配点 小計
第5問 物語 5 6 30

問題は5問。配点は1問当たり6点で合計で30点です。ラスト直前に配点の比率はぐっと上がります。

2. 第5問物語を解答する時間

1問あたり2分半。全体で12分半。最悪でも15分位内に収めたいところです。

3. 第5問物語の全体像

 2016年度に2008年以降に姿を消していた物語文が復活しました。

 2008年度からは問題形式は2人が書いた2つの感想文、2つのメールなど、問題文は2つの異なる視点から表現された文で、各々の文から答える問題と、両方の文から判断して総合的に解答する問題に分かれていました。ただ形式は一定せず、年度によって解きやすさも異なっていたため受験生にとっては難関でした。よって物語文への回帰は受験生にとっては悪い話ではないと思います。

 もちろん、今年の第5問も必ず物語文である保証はどこにもありませんが、可能性はかなり高いと思われます。

 (と2017年に書きました。実際に2018年も「物語」が出題されましたが、「タコ型宇宙人による地球探検日誌」というSFチックな文章だったのには驚きました。ただ2018念の追試は普通の物語でした。2019年は正直なところ予測できません)

 2018年の第5問物語の問題と解説は以下をご覧下さい。

www.center-tokutoku.com

4. 第5問物語文の対策

センター試験 物語文の語彙は普通の物語よりもかなり平易

 大学の教授などが執筆する評論文とは違い、物語は職業作家が書く文であるため、一般的には難しい単語や凝った言い回しが多いのが特徴です。よって難関大で物語文が出題された場合、難題であることが多い傾向があります。

 しかし、センター英語の物語文ではかなり配慮して難意語を避けているため、他の問と語彙のレベルはあまり変わらないと考えて大丈夫です。

センター試験 物語文のストーリーの特徴

 ごく大雑把に言うとハッピーエンドの話が大半です。ハッピーエンドとまでいかなくても、内容的に「ほっとする話」やいわゆる「いい話」ばかりです。

 最初から最後まで順調に行きましたという話はなく、「うまくいかなかった」→「ターニングポイントなる出来事が起こる」→「改心する、努力する etc.」→「最終的にはうまくいった(まとまった)」というのがよくあるパターンです。

センター試験 物語文の解き方

 センター英語の物語文は、解答の根拠の該当箇所を探すのが難しいことがあるので、ある程度全体の流れや、設問の選択肢から答を絞り出すことも必要になります。
 

・まずは第一段落を読んで概要を把握する。
 これは多くの設問に共通することですね。ただし、物語ですので第一段落を読んだからといって、全体の帰結が分かることはありません。(だったら物語を読む必要はなくなる) これが他の設問との一番の違いです。

・設問と本文を交互に見ながら該当箇所を探していく
これも他の設問と共通する解き方です。ただ物語文では他の設問と違い大胆な読み飛ばしををすることは難しい(どこを読み飛ばして良いか分かりにくい)ことが多いです。よって、

・大筋を追うように全体に目を通す
ことが必要になります。 精読ではなく大雑把に内容をとらえて読み進めましょう

・前の設問の自分の答が次の設問のヒントになることがある
例えば問2でこう答えたので、問3はこうなるだろうといった推測が有効になることがあります。

・問の後半は物語全般の内容が問うような問題が出題される
主人公の気持ちや考え方が変わるターニングポイントとなる出来事が答の中心になります。要は出題された物語の主題が設問に問われるということです。

 さて、最初に述べたように、センター英語の物語文は、解答の根拠の該当箇所を探すのが難しいことがあります。

 通常、センター英語の3B以降では答えを1つに絞るに当たり該当箇所を見つけて根拠を確認する作業が重要になります。

 しかし物語文ではそれが難しい(時間がかかりすぎる)ことも多いので、「文の流れ的にはこの答しかない」や「こんなこと言ってるはず」といった感じで割り切って解くことも必要になります。これも時間戦略の1つですね。 
 
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