2019年度 センター英語 第4問A 図表読み取り 問題&解説

大手予備校で中1から高3の基礎クラスから東大クラスまでほとんどのクラスを担当しました。映像授業にも多数出演経験あり。
元東海大非常勤講師。
「大学入試英語解く得!」は最高PV数 34,212 / 日
質・量ともに日本一分かりやすい大学入試英語対策ページを目指します!
資格:英検一級、通訳案内士(英語)、TOEIC950点
趣味:海外旅行、食べ歩き
特技:将棋アマ六段 (全国レーティング選手権優勝 1998)
元技術翻訳者、元富士通
2019年の4Aは「第一段落の内容が直接答になる設問がない」「最終段落に続き得る内容を問ういつもの問題が出題されていない」など若干ですが問題形式が変更されました。
今回の内容
1. 2019年度 センター英語 第4問A 図表読み取り 問題
2. 2019年度 センター英語 第4問A 図表読み取り 解説
第4問A対策が未読の方はこちらも読んでくださいね。
第4問A 問1の解説
問1
この研究では「りんご」のカテゴリで完全な2つのりんごと、半分に切られた1つのりんごは (33) と分類される。
該当箇所は第二段落。
第4問A 問2の解説
図表を読み取る定番の問題。
該当箇所は照らし合わせれば正しいのは④であるのは明確。
第4問A 問3の解説
図表の内容と本文の該当箇所を同時に見る問題。Table 1の内容は第三段落に書かれている。
問3の選択肢の日本語訳
①鶏肉は人々がよく食べるためアメリカの絵画に頻繁に登場する。
②イタリアの大半は海に面しているのに魚はイタリア絵画の10分1未満しか登場しない。
③レモンはオランダ原産なのでオランダ絵画の半分以上に登場する。
④海に面してしるので階は5カ国のそれぞれ半分の絵画に登場する。
①Table1 よりアメリカの絵画に鶏肉が登場する率は0%なので不正解。
②イタリアが海に面していることは、第三段落の赤線部分に記述あり。
魚の登場はTable1より4%なので10分の1以下という記述に合う。これが正解。
③レモンがオランダ絵画の半分以上に登場するのはTable1から事実だが、第三段落の青線部分にレモンは自生しないとあるので不正解。
④Table1より貝が半分以上登場するのはオランダだけなので不正解。
第4問A 問4の解説
2019年は最終段落に続く内容を問ういつもの問題は出題されませんでしたね。
この一節によると、これらの絵画における食べ物は (36) 可能性がある。
問4の選択肢の日本語訳
①画家の歴史に対する知識を証明している
②画家が自分の国に留まりたいという熱望を示している
③画家の芸術的な技術や能力を示している
④画家が地元の食事を愛していることを反映している
該当箇所は最終段落。
赤線部分
「他の説明だと、より描くのが難しい食べ物を描くことによって画家たちは自分の技術を示したかった」
とあるのでこの部分が③に一致する。
以下にレモンの具体例があるが、「複雑なレモンの表面や内部を描くことが人気につながるということが特にオランダの画家たちの間であった」とある。
レモンが一つの例ですが複雑なものをうまく描写されれば評価される時代があっという事ですね。
しげT
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