co=「共に」コラボ collaborationは「共に」+「働く」が語源 知ってる接頭辞で英単語増やそう!
大手予備校で中1から高3の基礎クラスから東大クラスまでほとんどのクラスを担当しました。映像授業にも多数出演経験あり。
元東海大非常勤講師。
「大学入試英語解く得!」は最高PV数 34,212 / 日
質・量ともに日本一分かりやすい大学入試英語対策ページを目指します!
資格:英検一級、通訳案内士(英語)、TOEIC950点
趣味:海外旅行、食べ歩き
特技:将棋アマ六段 (全国レーティング選手権優勝 1998)
元技術翻訳者、元富士通
今回の内容
1. 接頭辞 co / con / com / col [ Practice ]
Practice ① 空欄補充
・cooperate 「共に」+operate「働く」→( )
・concentrate 「共に」+centra=center「中央」→「中央に集める」→( )
・compromise 「共に」+「約束する」→( )
・coexist 「共に」+「存在する」→( )
・collaborate 「共に」+「働く」→( )
・combat 「共に」+bat「たたく」→( )( )
・combination 「共に」+bi「2」→「2つを一緒にする」→( )、組み合わせ
・company 「共に」+「パン」→一緒パンを食べる人→( )、( )、会社
・companion 「共に」+「パン」→一緒パンを食べる人→( )
・co-worker 「共に」+「働く人」→( )
・co-pilot 「共に」+「パイロット」→副操縦士
Practice ② 空欄補充
1. Tom died in combat.
トムは ( ) 中に死んだ。
2. His dog is his good companion.
彼の犬は彼のよい ( ) です。
3. I hope that I can collaborate with you.
あなたと ( ) していけたらいいなと思っています。
4. You must concentrate your attention on what you are reading.
読んでいるものに注意を ( ) しなければならない.
5. A violent temper cannot coexist with a love of peace.
激しい気性と平和を愛する心とは ( )できない。
6. A man is known by the company he keeps.
人は付き合う ( ) によって(どういう人か)分かる。
7. I am glad to have her company.
私は彼女と ( ) できてうれしい。
2. 接頭辞 co / con / com / col [ Practice 解答 ]
Practice ①-解答&解説
・cooperate 「共に」+operate「働く」→協力する
・concentrate 「共に」+centra=center「中央」→「中央に集める」→集中する
・compromise 「共に」+「約束する」→妥協する
・coexist 「共に」+「存在する」→共存する
・collaborate 「共に」+「働く」→協力する、共同して働く
・combat 「共に」+bat「たたく」→戦う、戦闘
・combination 「共に」+bi「2」→「2つを一緒にする」→結合、組み合わせ
・company 「共に」+「パン」→一緒パンを食べる人→同席、仲間、会社
・companion 「共に」+「パン」→一緒パンを食べる人→仲間
・co-worker 「特に」+「働く人」→同僚
・co-pilot 「共に」+「パイロット」→副操縦士
今や語源は多くの書籍が出版されており、語源を扱ったホームページも多数ありますが、英語を教えることを生業にしている自分でも「そんなマイナー単語知らん」といったものが多数見受けられます。
ということで、自分はなるべくマイナーな単語は省いて、よく使う英単語の語源に絞って解説したいと思います。
今回のcoは「共に」「一緒」という意味。con、com、col、corなどに変化します。
・cooperate 「共に」+operate「働く」→協力する
これは知っている人も多そう。名詞形はcooperationですね。似ているcorporationだと「法人、株式会社」という意味になるので要注意。
・concentrate 「共に」+centra=center「中央」→「中央に集める」→集中する
centraはcenter「中央」です。「(いくつかのものを)共に中央に持ってくる」→「中央に集める」→集中するという意味になります。
・compromise 「共に」+「約束する」→妥協する
例えば敵対している同士が「共に約束する」なら、お互い相手の言い分を聞いて「妥協する」事も必要という感じでしょうか?
・coexist 「共に」+「存在する」→共存する
自分は日頃から、分解しやすい単語をまず分解するように指導しています。coとexistに分解できれば意味が類推できるのですが、分解する習慣のない生徒は初見だとこの単語の意味がなかなか出てきません。
分解できる単語は縦線で区切る習慣をつけると良いですよ
しげT
・collaborate 「共に」+「働く」→協力する、共同して働く
「コラボ」はいつの間にか日本語になりましたね。人気YouTuber同士は良く「コラボ」しています。お互いのチャンネルに一緒に出ることですよね。
collaborate の中にlaborという単語が隠れているのが分かりますか。そう、laborは「働く」「労働」ですよね。これが分かれば意味がスッキリ分かります。
・combat 「共に」+bat「たたく」→戦う、戦闘
batは野球のバットもこれですが、「打つ」「叩くこと」。battle「戦闘」やdebate「議論」にも同語源です。
・combination 「共に」+bi「2」→「2つを一緒にする」→結合、組み合わせ
combinationのbiは「2」。bicycleやbilingual「二か国語を話す人」などと同様。ただし「コンビネーション」「コンビ」は日本語になっていますが「結合」という訳は出づらいかも。
・company 「共に」+「パン」→一緒パンを食べる人→同席、仲間、会社
・companion 「共に」+「パン」→一緒パンを食べる人→仲間
大学入試超重要単語companyは以下の記事も参考にして下さい。
一緒にパンを食べる時は「同席」し、一緒にパンを食べるのは「仲間」です。パンは一昔前は皆で力を合わせて作るものでした。
・co-worker 「共に」+「働く人」→同僚
これは分かりやすいですね。同僚はcolleageという単語もよく使いますが、これもcol+league「リーグ、団体」で「団体が同じ人」から来ています。
・co-pilot 「共に」+「パイロット」→副操縦士
最後にco-pilot。メインのパイロットと一緒にいるパイロットという事でしょうか。副操縦士という訳が面白いですね。
Practice ②-解答&解説
1. Tom died in combat.
トムは ( 戦闘 ) 中に死んだ。
2. His dog is his good companion.
彼の犬は彼のよい ( 仲間(友達) ) です。
3. I hope that I can collaborate with you.
あなたと ( 協力 ) していけたらいいなと思っています。
4. You must concentrate your attention on what you are reading.
読んでいるものに注意を ( 集中 ) しなければならない.
5. A violent temper cannot coexist with a love of peace.
激しい気性と平和を愛する心とは ( 共存 ) できない。
6. A man is known by the company he keeps.
人は付き合う ( 仲間 ) によって(どういう人か)分かる。
7. I am glad to have her company.
私は彼女と ( 同席 ) できてうれしい。
ベストセラーになった英単語語源の本。
大手予備校で中1から高3の基礎クラスから東大クラスまでほとんどのクラスを担当しました。映像授業にも多数出演経験あり。
元東海大非常勤講師。
「大学入試英語解く得!」は最高PV数 34,212 / 日
質・量ともに日本一分かりやすい大学入試英語対策ページを目指します!
資格:英検一級、通訳案内士(英語)、TOEIC950点
趣味:海外旅行、食べ歩き
特技:将棋アマ六段 (全国レーティング選手権優勝 1998)
元技術翻訳者、元富士通