センター英語の過去問+詳しい解説

センター英語長文のコツは「速読」でなく「メリハリ」慣れすぎは弊害も

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Z会東大マスター教室で15年英語講師をしていた重田真人です。中学高校ほとんどのクラスを担当したのが自慢。現在は独立してチューターズ・ユナイテッドという家庭教師派遣会社を立ち上げました。 質・量ともに日本一分かりやすいセンター英語対策ページを目指します! 資格:英検一級、通訳案内士(英語)、TOEIC950点 趣味:海外旅行、食べ歩き 特技:将棋アマ六段 (全国レーティング選手権優勝 1998)
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センター英語では配点の高い長文 (第3問~第6問) をなんとかしたいと考える受験生がほとんどではないでしょうか?

で各設問に対する対策に関しては設問別を見て頂くとして、この記事ではセンター英語の長文全体に対する対策と、最後にセンター英語の長文ばかりやる弊害についても説明します。

1 センター英語長文の特徴

この記事で、センター英語対策の肝は「時間配分」と書きましたが、なぜ時間配分が大切かというと、一言で言うと英文の量が多すぎるからです。

近年は特にセンター英語の総単語数が増加傾向にあります。

年度 / 総単語数

2005  / 3,258
2006  / 3,262
2007 /  3,871
2008  / 4,130
2009 / 4,294
2010 / 3,520
2011 / 3,923
2012 / 3,959
2013 / 4,251
2014 / 4,187
2015 / 4,385
2016 / 4,288
2017 / 4,335
2018 / 4,317

例えば2005年や2006年と比べると約1,000語も増えていることが分かります。

80分で4,000語以上の単語を読んでかつ、50問以上解くのは至難の技。

このことが分かると速読と称してもの凄い速さで英文全体に目を通そうとする学生がいますが、これだけは絶対にお勧めできません

2 速読に関する誤解

2-1 母国語なら速読できるけど

速読というのは、速読術という言葉があるように、ある言語を母国語とする物が更に速く読めることを目的にしたものでそれ自体訓練が必要です。

ただ母国語の場合、我々は速読術とまでいかずとも速読をしています。例えば本を読む場合も全ての一言一句に目を通している訳でもないのに正確に大意を理解できます

また、大量に本を読むことによって自然に速く読めるようになったと実感したこともあるでしょう。

これができるのも母国語だからです。日本人ならそれまで培った日本語能力があるからです。

2-2 母国語でない英語は速読できない

一方で英語の場合はどうでしょうか?

英語も当然英語力がつくにつれて速く読めるようになります。英語が苦手だという生徒でも、中1の時と比べたらものすごく速くなっているでしょう。

それでも目を通すくらいのスピードで英語が読めますか?

無理でしょう。比較的易しいと言われているセンター英語レベルでも無理だと思います。

英語が苦手な人は速読という考えを捨てましょう。「速読」をしていて英語が得意な生徒には1人も会ったことがありません。

しげT

 

3 読み飛ばしとはメリハリをつけて読むこと

センター英語の長文は全部読んでいたら時間がない、でも速読は無理となればどうすれば良いのでしょうか?

センター英語解く得!の熱心な読者なら先刻ご承知の事と思いますが読み飛ばしをすればよいのです。

読み飛ばしとは適当に読み飛ばすのではありません。

メリハリをつけて読むべき箇所を集中的に読むことです。

そのメリハリについては以下の記事にヒントが書かれています。

こちらをぜひ一読して欲しいのですが、一番大事なことは英語の特徴は結論から話すことです。

従って第一段落が一番重要です。第一段落に一番大切な事が書かれています

なので第一段落と第四段落を同じスピードで読むというのは愚の骨頂です。(自称速読派はこれをやっています)

センター英語の長文で第一段落の重要性が特に高いのは3A(B)の不要文削除、4Aの図表読み取り、6の論説文です。

4 それでも長文の得点が伸びない場合は?

ここに書いてあることを実践すれば英語力に関係なく得点は伸びますが、思ったほどは伸びないというケースはあると思います。

その場合、自分がチェックするのは単語力です。

特に100点を切るような場合は本文の前に設問の単語の意味が分かっていない場合があります。

その場合はまずはシステム英単語の Basic StageとEssential Stageの1,200単語 を徹底的にやるよう指導します。

ここをクリアすればほとんどの生徒は大きく点が伸びます。

システム英単語の特長と使い方については以下の記事を見て下さい 

しげT

5 センター英語の長文だけをやりすぎる弊害

読み飛ばしの技術は大学受験の全てにおいて有効な訳ではありません。

難関国公立、難関私大では読み飛ばしができないように巧妙に設問が作られていることが普通です。

また設問もセンター英語とは比較にならないくらい意地悪です。

例年、センター英語で読み飛ばしの話をすると全てそのやり方で解こうとする生徒がいますが、それは間違いです。

センター試験がメインでない生徒はセンター英語をたくさんやるとセンター英語は得意になりますが、本番 (国公立二次や私大) の試験に弊害があるので、あまり早い時期からやりすぎないことをお勧めします

 

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